どなたかがFacebookでシェアしていたので、なんとなくやってみました。
EQテスト。 試してみたい方はどうぞ⇒
EQIQではなくEQです。心の知能指数というやつです。
標準値や平均値はいくつくらいなのか確認していませんが、
昔、この言葉が流行った頃(流行ったわけではないのかも)、
例会の時やビデオの撮影で濡木痴夢男と会うたびに思っていました。
「心の知能指数・・・? せんちゃんはゼッタイに低いだろうなぁ」と。
濡木痴夢男という人を表す言葉は様々ですが、
きっと多くの人たちの心に、苦いものを残していったと思うのです。
せんちゃんは、我が儘で自分勝手で狡くてせこい。
でも、そんなところもすべて含めて、わたしにはとても可愛い人でした。

緊美研とはまったく関係のない場所で、どこかの編集者と初めてお目にかかった時、
わたしは「緊美研に遊びに来て下さいね」と言います。
たいていの方にはそう言っていました。
でも、大体七割くらいの方が、やんわりと、あるいは嫌悪感を顕にして言うのです。
「いや・・・濡木さんはちょっと・・・」
どこかの現場でせんちゃんと一緒になり、大勢のスタッフの前で罵倒されたり、
馬鹿にされたり、無視されたりと、通常の現場で怒られるのとは全く異質な雰囲気で
イジワルをされたことがある人たちなんですね。
わたしは、緊美研の中でもそんな風に嫌な思いをさせられた人を
たくさん見てきました。
自分から、モデルを縛ってみなさいと言って誘ったくせに、
当日、いざその場になってモデルがその人に好意的な態度を取ったりしようものなら、
「大体、君は女を縛ったことあるの? えっ? 麻縄を触ったことはあるの?
縛れるって言ったって、どうせ自由を奪った女にバイブ突っ込んだり浣腸したりするためでしよ?
そんなんじゃ、緊美研の会員たちは絶対に認めてくれないからね。
ねえ、○○さん。ねえ、悠理」
あっ・・・いや・・・わたしは何も知らないし、せんちゃんが連れて来た人だし、
○○さんに振るのはもっと関係なくてひどいのでは……と、
現場のみんながいやーな気持ちになったことが何回あったか。
でも、不思議なことに、
わたしにとってはそんなこともせんちゃんの可愛いエピソードのひとつです。

本当に不思議な人です。
愛すべき世界一のくそじじい。
完全無欠の、無敵の因業じじい。
そんなことを思い出しては、せんちゃんと一緒に作り上げたビデオや写真、
緊美研通信のさまざまなページを懐かしく楽しんでいます。
死んでなお、こんなにもたくさんのことを思わせてくれるせんちゃんに感謝しつつ、
少し濡木痴夢男の思い出話なんかを書き出してみようと思います。
※写真は本文の内容とは無関係です。一枚目は釣りに行った時のもの。
二枚目は切腹マニアの人たちと遊びで撮影したものです。
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