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縛られた身体はどこまでも透きとおる

『悠理は巫女のような存在だ』と、濡木痴夢男と緊美研のカメラマンからよく言われていました。

「巫女」……ですか。
この場合の巫女とは、神社でお勤めをする巫女ではなく、
女性のシャーマンという意味でした。
シャーマンと言えば、『生贄~聖霊たちの謝肉祭』という作品の中で、
わたしが演じていたのがシャーマンでした。
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「演じた」というよりは、「思うままに動いただけ」という気もします。
これは当時、実験的にいくつかの作品を一緒に作ってきた、
年齢も職業もバラバラな仲間たちで撮影をしたものです。
子どもの頃から「生贄」というイメージに異常に惹かれていたという、
東北地方に住んでいた人の案を映像化したものでした。
あ、また話が逸れてしまいそう。

「悠理は巫女のようだ」とせんちゃんが言ったのは、
「緊美研の行く先・進むべき道、あるいは在るべき姿」を示す、
そんな、緊美研の現在と未来を占い、導いてゆくという大役を
わたしに与えてくれた……というよりは、
「押し付けた」という言い方の方がぴったりかも知れません。
それはわたしが緊美研のスタッフになって、少し経った頃でした。
緊美研ビデオが多くの人に知られるようになってからは、
「通俗的エロは一切排除」などと、せんちゃんは吹いていましたが、
初期には、いえ、わたしがモデルとして参加するようになってからも、
「これはちょっと……」と感じるようなシーンは何度もありました。
当時、緊美研は二部制になっていて、
一部は、参加した方たちが写真を撮れる撮影会という形式でしたが、
二部では、緊美研のカメラマンがSM雑誌に提供するための作品撮りをしていました。
二部が始まると、参加者たちはそれぞれのカメラをしまい、
雑誌のためにプロが写真を撮る現場を見学していたのです。
その中では、まあ、「通俗的な表現」もたくさんあったわけです。
特に、モデルとしてではなく、見学として参加していた「一般女性」に対しては、
「もっときわどいポーズを見たい」
「もっと辱めて欲しい」
と求める人もいて、「緊縛美」とはあまり関係ないような内容が展開されることもありました。
でも、そういう女性たちも「縄好き」を自称していましたが、
男性から何かを求められると、とても嬉しそうでした。
強制的に開脚ポーズに固縛されたわけでもないのに、
すすんで脚を開く女性、バイブレータの刺激を求める女性と、
ビデオに収録できないようなこともたくさんありました。

わたしはスタジオのソファに沈み、そんな光景をぼんやりと眺めていましたが、
ある一般女性(せんちゃんはマニア女性と呼んでいました)が縛られ、
大股開きで股間を責められていたとき、
らんらんと目を輝かせている何人かの人たちの後ろのほうで、
壁に寄りかかって腕を組み、むずかしい顔をしている人を見つけました。
その人の視線を辿ると、マニア女性の股間ではなく、
眉間にシワを寄せて喘いでいる、その顔をじっと見つめていたのです。
女性の喘ぎ声は切迫し、わたしも思わず体に力が入りました。
ガクガクと痙攣する全身に汗をにじませて、その顔は赤く染まっています。



あらら。
また、だいぶ話が逸れてしまいました。
タイトルと全然違う内容になってしまいました。
つづきは、また別の日に書きます。


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特に「こんなものまで!」とびっくりするようなフェチ作品がたくさんありました。

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[ 2016/01/06 05:48 ] 縛られること | TB(-) | CM(-)

遺棄されたのは主人の方

「おんないぬ」の中で、わたしは主人を演じています。
いぬは、早乙女宏美ちゃん。
宏美ちゃんはああいうシチュエーションを現実に望んでいたということで、
いぬ役をとても喜び、撮影はいつも以上に本気で臨んでいました。
白い洋館のお庭を散歩して、ひと休みチュウの写真。
いぬは主人に撫でてもらい、嬉しくて仕方がありません。
尻尾が千切れるくらいぶんぶん振りたいけれど、
それにはお尻を大きく振るしかないのです。
おんないぬ5
可愛くて、みじめなおんないぬ。
庭園でのラストは、この姿勢のいぬが頭の上に飲み物の入ったグラスを置かれ、
主人は室内に入ってしまいます。
セリフは一切なく、秋田昌美さんが作ってくれた音楽が流れているだけで
わたしたちは一度も声を出しません。
お庭に残されたいぬの頭頂部からグラスが滑り落ち、
芝生の上に転がります。
途方に暮れるいぬ。
芝生に顔をこすり付けるようにして、とても悲しそうに泣くのです。
宏美ちゃんのすすり泣く声が、このビデオで初めてのヒトの声です。


室井亜砂二さんのシノプシスには、ここまでしか書かれていませんでした。
これだけでも充分でした。
充分おんないぬの世界が描けていると思いましたが、
やはり「捨てられるいぬ」のシーンをどうしても撮りたい、とカメラマンが言うので、
約一年後、今度は九十九里浜でロケをしました。


庭園では黒かったいぬの髪は、まだらに金髪が入っていて、
本当は宏美ちゃんが出演するショーのために染めていましたが、
まるで主人に悪戯されてしまったような哀れな印象でした。
広い砂浜を散歩するいぬと主人。
室井さんのおんないぬは、膝をついてはいけないのです。
後ろ足も、ちゃんと足の裏を地面につけて歩かなければいけないのに、
この日はスタッフ全員がそんな重大なことを忘れていました。
わたしは黒いパーティードレスに細いハイヒールというイカレた格好で、
砂に小さな黒い穴をたくさん開けながら、いぬの首輪につけた鎖を引きました。
おんないぬ56
ふと、主人の頭にある想いがよぎります。
落ちていた短い枝を拾って波に向かって投げました。
海に入ってくわえて来いと命じます。
何度目かで、枝は波にさらわれてすぐに見えなくなってしまいました。
悲しそうに主人を振り返るいぬ。
主人は首を横に振って、いぬを厳しく叱ります。
手にしていた革の鞭でいぬのお尻をたたき、
沖を指差して、どうしても取って来いといいます。
いぬが「できません」と首を振ると、一メートルほどの枝を拾って波打ち際に刺し、
そこにリードをぐるぐる巻きつけて去ってしまいます。
徐々に潮が満ち、いぬの足が濡れて、お尻が濡れて、
お腹の辺りまで海水に浸かります。
くぅーん……と悲しそうな鳴き声、鼻を真っ赤して涙を流すいぬ。
このビデオには、宏美ちゃんの泣き声が2回入っているだけで、
その他のせりふ等は一つもありません。
映像は、ここで終わっています。
その後は、それぞれが想像して好きに描いてほしいです。

わたしが思うのは、

砂浜に捨てられて、いぬはじっと身動きせずに言いつけを守り、
そのうち波に飲まれてしまいます。
いぬは、宏美ちゃんは、そんな哀れな自分を想って胸を幸福で満たします。
砂浜に捨てられて、命令を守りながら死んでゆくいぬ。
なんて可哀相で、なんてかわいくて、なんて、なんて幸せなんだろう。
主人の冷たい背中を見つめ、楽しかった洋館での思い出に浸りながら
死んでゆくのです。
いぬにとって、こんなに幸せなことはあません。

波打ち際の砂なんて、海水によってぐずぐずになっているはず。
あんな木の枝なんて、力を入れなくても簡単に抜けてしまうのに、
いぬは追って来てはくれなかった。
宏美ちゃんにとって大事なのは「主人」ではなく、
「いぬのように支配される自分」だから。
あれは、だから本当に捨てられたのは主人であるわたしです。
背中にいぬの視線を感じながら、
枝と鎖を引きずったまま走ってくるいぬを待っていた。
ゆっくり歩いても、時間をかけてそこから離れても、
いぬはとうとう来なかった。
主人に愛された幸せな日々の思い出に溺れながら死んでゆくいぬ。
本当に捨てられた主人は、泣きながら道路に駆け上がって、
急いで家に帰り、後ろ手にドアを閉めてから初めて声を出して泣く。

それが、わたしが想う「おんないぬ」の真実です。

あの洋館のお庭のシーンだけで良かったと、わたしは思いました。
捨てなくてもいいのに。
あの庭での美しく残酷な日々を永遠に繰り返していればいいのに。
そんな風に思い、いぬも主人も可哀相で、
今でも時々思い出して涙が出ます。




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[ 2016/01/03 04:24 ] 思うこと | TB(-) | CM(-)
プロフィール
春原 悠理 Youri Sunohara Facebook
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濡木痴夢男の緊縛美研究会の主宰です。
好きなもの:ねこ、チョコレート、雑多な読書、映画鑑賞

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