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皮膚の色と、その上を這う血の色

インターネットがこんなに普及するずっと前、
「パソコン通信」という、メールやチャットでの交流手段が
あったことを、若い人たちはご存じないのではないかと思います。
もちろん現在のインターネット同様、海外の人ともパソコン通信で
色々話すことができました。

当時、あるパソコン通信のネットを運営する企業の方が、
その中に「緊美研ボード」という「掲示板」を作ってくれました。
今に例えると、「アダルト関係のSNSの中にSMカテゴリがある」
という感じです。
緊縛マニア、あるいはそれに関心のある人たちがたくさん集まって、
時にはオフ会などをしながら楽しんでいました。
そのうち、とても熱心に不二企画の活動(主にライトブレーン)に
賛同してくれる人が数人集まり、埼玉や千葉から仕事のあとに
不二企画の事務所に集まり、わたしが作ったご飯を食べながら、
「こんな撮影がしたい」
「こんな映像が見たい」
と、いつも熱く語り合うようになりました。
特に用事もないのに訪ねてきては、事務所の雑用を手伝ってくれながら
「何か創りたい・見たい・やりたい・感じたい」
と、それぞれの胸の中で夢は大きく膨らんでいきました。

そして、ビデオを制作する前に、まずスチルの現場に慣れよう!
ということになり、わたしをモデルにした緊縛撮影がセッティングされました。
ハウススタジオを借りて数時間、いつも友達のように仲良く話している人たちと
真剣な緊縛撮影をしました。
みんな緊張して、撮影現場での役割分担などを学びながら、それでも深ーく静かに
愉しんでいたのだと思います。
埼玉県から来ていたひとりが、持参の麻縄でわたしを後ろ手に縛りました。
黒いキャミソールとお揃いのペチコートでした。
ただ一本の縄で高手小手に縛っただけでも、その瞬間に場は凍りついたように
色も温度も何もかもがなくなったような、あるいは止まってしまったような、
それともあらゆるものが濁流のように押し寄せてきたような、
そんな極端な状況がくるくるくるくる回りながらみんなを飲み込んで
ゆくようでした。

その後、今度はわたしを死体に見立て、レザーを使って身体のあちこちを
切りつけ、肌を血で濡らしてゆく……。
そんな撮影をしてみました。
この時は、佐藤まゆみちゃんとお連れ合いのリチャードさんもカメラを持って
遊びにきてくれました。
むき出しのコンクリートで囲まれた広い空間。
ストレッチャーほどの幅しかない小さなベッド。
合成皮革の暗い色で、シーツさえもかけられていません。
そこに横たわる前に冷たい床の上に寝転んで、床屋さんのメンバーが
「メスより切れるように研いできた」
というレザーを握り、わたしは自分の身体に幾筋もの傷をつけていきました。
もちろん、本当にきれてしまわないよう、肌ぎりぎりの距離にレザーを
遊ばせるのです。
羽毛で撫でられているような優しく懐かしく、暖かい自傷行為でした。
そのあと狭いベッドに置かれたわたしの「死体」は、腕からも胸からも
腹部からも血を流し、誰もいない暗く冷たい場所で、静かに白くなってゆきました。


下の写真は、友人たちへのクリスマスカード代わりに毎年創っていたビデオの
ワンシーンです。
テーマはいつも同じ。
「母性」でした。
わたしが、少年イエスと聖母マリアの二役を演じていました。
毎年まいとし、必ず血がたくさん流れます。
これは、母が抱いていた胎児の頃の自分に嫉妬し、その身を切り裂いている
ところです。

2010122900272005c.jpg

突然ですが、わたしは日本人の皮膚が、いちばん血の色に合うと思っています。
だから刃物で切るのかな……。
皮膚の上を這ってゆく、その温かさも大好きです。
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[ 2010/12/30 21:31 ] 思うこと | TB(-) | CM(-)

【散華】という名の切腹ビデオ

わたしの初めての切腹作品は、【散華】といいます。
美しいタイトルだと思います。

このビデオの撮影の前に、「小道具」というよりも、「重要」な役割を果たしてくれる短刀を選びに、
スタッフのみんなと一緒に浅草に行きました。
海外からの観光客に向けたお土産用なのか、とっも不思議なオーラを放つ「日本グッズ」が、
仲見世通りの商店の軒先に溢れていました。
キモノなのかガウンなのか? という羽織りものや、昔の子供たちが遊んでいた木製の
オモチャなどなど……。
わたしたちは色々なお店をひやかしながら、間近に迫った撮影の現場を想い、
それぞれの内側で静かに興奮していました。
模造刀を扱う店のひとつで足をとめ、みんなでいくつも手に取りながら選びます。
わたしは実際に切る立場ですから、鞘に収まったままの短刀を握って、
ジャケットの上から左下腹部にその先を当ててみました。

「このくらいの長さかな。柄を握ったときの肘の角度はこのくらいがきれいかな」

などと一人で考えているうちに、いつの間にか鞘を払い、切れない偽ものの刃物が放つ
鈍い光りに吸い込まれるようにして、その切っ先をお腹のさっきと同じ位置にあて、
くっと押し込むように力をこめていました。

ああ、なんか、くるなぁ……。

初めての感覚でした。
ニュータイプの陶酔感・恍惚感。
このときすでに、「切腹は自殺じゃない」と、そう思っていました。

その日は模造刀と、なんだか胡散臭い国籍不明の衣装を買い、妖しい街を出て、
それぞれが現実に戻っていきました。


そして迎えた撮影当日。
緊美研の会員がたくさん集まっているスタジオです。
前回、例会の最後に早乙女宏美ちゃんの切腹ビデオを撮影したら、
「なぜあんなことをしたんですか! 縛りの会なのに」
と、後日先生に苦情を訴えた会員さんが何人かいらしたので、
まず縛りの撮影を先に。そのあとで見たい人だけ残ってください……という
段取りになりました。

20101229002514428.jpg

この写真は、緊縛の撮影が終わり、縄を解かれたところです。
うずくまったわたしの後ろには、この後に切腹して息絶えた
わたしがもたれかかった椅子がみえていますね。

ここからが、ちょっと長くなりそうです。
パソコンの調子が悪く、突然落ちてしまうのです。
長く書いた記事が消えてしまうのが怖いので、つづきはまた次回にします。

今日もありがとうございます。

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[ 2010/12/29 01:38 ] 切腹 | TB(-) | CM(-)

『自殺ビデオ』というとらえ方

数年前、フランス人の女性ライターから、
「雑誌で不二企画の『自殺ビデオ』を紹介したい」
というメールをもらいました。
その人の友人であるという日本人女性が、通訳兼連絡係を引き受けてくれ、
まずはその日本人女性のところへ、帰国のタイミングに合わせて
「切腹ビデオ」を数タイトル送りました。
そうなのです。
フランス人ライターが言う『自殺ビデオ』とは、『切腹ビデオ』のことでした。

もうかなり前になりますが、切腹作品の撮影には必ず参加してくださり、
音楽を提供してくれた方が、オランダで開催された
「音と映像のアバンギャルドフェス」というイベントで、不二企画の
切腹作品をいくつか上映したそうです。
その会場では、気分が悪くなって退場する人が大勢いたとか。

不二企画の事務所にも、
「切腹ビデオって本当に切ってるんですか?」
という問い合わせのお電話が何度もありました。(もちろん複数人からです)
「本当に切ったら死んでしまうのに」
と、電話を切ったあとスタッフと話したこともあります。

『自殺ビデオ』と聞くと、腕や脚をカッターで何ヶ所、何十箇所も傷つけ、
両腕から血をたくさん流しながら、カメラに向かって謝っている女の子のものを
見たことがあります。
誰に向けた謝罪なのかわかりませんでしたが、
「ごめんなさい、ごめんなさい……」
と何度も繰り返すのです。あれはちょっと辛かったですね。
本当に死んでしまうわけではないし、あの程度のカッティングを愉しんで行う
友人も私にはいます。
愉しんでいるわけではないけれど、他の辛いことを忘れるため、紛らわすために
カッティングを繰り返す子も知っています。

ちょっと話がそれました。
欧米の人から見ると、「切腹」とは「自殺」なんでしょうか……。
わたしは、切腹マニアの方たちから認めてもらえるほど、
「切腹」のことについて解っているとは自分でも思っていません。
わたしが初めての切腹ビデオ「散華」に出演したときも、
「早乙女じゃなければ、悠理しかいないだろう」
という先生たちのことばによって、実現したのでした。

でも、これだけははっきりと『違う』とわかります。
「切腹」と「自殺」とは違います。
「自殺」は、自分の命、存在などを自らなくすことで、
死ぬことが目的です。
「切腹」は、お腹を切ることが目的で、結果として死んでしまうけれど、
そこはもうべつの領域なのではないかと。

死ぬことは、あくまで結果。
だから切腹ビデオは自殺ビデオではない。

いくら説明しても、フランス女性には理解してもらえませんでした。
結局、何タイトルか送ったビデオがどうなったのか、
日本人女性から、フランス人ライターに渡してもらえたのか、
そうだとして、そのことを書いた雑誌は発行されたのか……。
その後のことはまったく連絡がなく、不二企画でもわかりませんでした。

201012221939332c2.jpg

このポストカードは、緊美研にも何度か参加されたことのある、
イギリス人とフランス人のイラストレーターの二人展が開催された時の
告知ハガキです。
フランス人のベルナートさんが送ってくれました。
向って右がベルナートさんの作品で、「美女剣士・二人切腹」の早乙女宏美ちゃん。
左側はトレバー・ブラウンさんの作品で、例会の中の一シーンを描かれたものです。
モデルは桂木綾乃ちゃんですね。


次回は、さっき少しだけ触れた、わたしの初めての切腹ビデオ「散華」の
撮影時のことを書いてみたいと思います。

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[ 2010/12/27 15:25 ] 切腹 | TB(-) | CM(-)

性格診断

今週の「闇金ウシジマくん」に、女性が縛られてベッドに転がされているシーンが、
ほんの数秒ですが、ありました。
その直前のカットでは一万円を五枚持つ男(板橋)と、
シーツの上の「洗濯ロープ」とパッケージに書かれた空き袋。
きっと縛られていたのはSMクラブの女性だと思うのですが、
白い布で噛ませの猿轡をされているのに、
「追加料金もらうわよ」と、聴き取りにくい声でしゃべり、字幕も出ていました。

「闇金ウシジマくん」は、今わたしが毎回見ている唯一のテレビ番組です。
その板橋は、社内失業状態のサラリーマンで、自宅の電気は止められ、
借金まみれの男です。
そんな状況でさらに追いつめられた人が、SMクラブの女性を縛る。
美しさなど期待するのは大間違いですね。
縛りにこだわりなど持っている筈のないキャラクターですが、
わざわざ洗濯ロープを購入し、それを持参して女性を縛ろうと思ったなら、
もうすこしその女性に興味を持つとか、何かを期待するとか、
そんな雰囲気がほしかったな・・と思うのですが、もしかして
あの洗濯ロープは、縛られていた女性がプレイ用に持ってきたものなのか!?
今のSMシーンは、そんなにどうでもよくなってしまったのか・・と
いつものようにぐるぐるするまで考えました。
その「緊縛シーン」は、特に重要ではなかったのでしょう。
「風俗の女性」と一緒にいる感じを出せれば、なんでも良かったのだと思います。
でも~。。。
緑色とチャコールの2種、ビニールのような細いロープ……。
テレビですから、女性は下着の上から縛られていました。それはいいんだけど、

エロくない。
全然エロくない。

エロくない感じが重要だったのかな。
うん、そうなのかも。


それはさておき、タイトルの「性格診断」。

エゴグラムによる性格診断を友人にすすめられ、(ゲームのようなものです)
トライしてみました。
100の質問に、「はい」「いいえ」「どちらでもない」
で答えてゆくのですが、診断されて出た、「あなたはこんなタイプ」というのが
五項目ありました。

当たってねえーっ。

不思議なくらい当たっていないのです。
大抵は、
「ああ、そうかもね」
と思える部分が少しはあるものですが、見事に私じゃない誰かのことが
書き連ねてありました。

ただ、その中で最後の最後にあった一行。
これだけは当たってる。
以下はコピーです。


それと気付かない内に、他人に利用されていて、
それが日常生活に深い打撃を与える事を注意しなければいけません。

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[ 2010/12/03 20:38 ] 思うこと | TB(-) | CM(-)
プロフィール
春原 悠理 Youri Sunohara Facebook
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濡木痴夢男の緊縛美研究会の主宰です。
好きなもの:ねこ、チョコレート、雑多な読書、映画鑑賞

便利なものは苦手です。
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