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やさしい縄

わたしは、よくお菓子を作ります。
ケーキやクッキー、パイなどの焼き菓子がほとんどです。
今ではバターや卵白を泡立てるときには
電動のハンドミキサーを使いますが、
本当は大きめのホイッパーを使って、手作業をしたいです。

昔のハンドミキサーでは、材料の中に出来る気泡があまりよくなく、
ボウルの底から掬い上げるように、
大きく動かすことができる泡立て器で作業したときよりも、
風味も口当たりもずっと落ちると感じていました。
手作りなんだから器械に頼りたくない・全部手作業でやりたいという、
へんなこだわりがありました。
大変な想いをして作った方が美味しくなるはずだという、
根拠などない思い込みもありました。

今は電動ハンドミキサーを使いますが、
それでもやっぱり、器械に頼らない方が
心のこもったやさしい味わいになると、そんな気がしています。


前回(12月)の緊美研開催時のビデオをチェックしました。

一人目のモデル、沢戸冬木さんが衣装に着替えて
奈加さんのとなりに座っています。
奈加さんは、自分のバッグから麻縄を取り出し、
太さや扱い方をみんなに解説しています。
「濡木先生はスーパーの袋に入れてあったよね」
「先生はいつもこうして縄を指でしごいてた」などと、
奈加さんの仕事の道具であり、
自身の魂をこめたものである麻縄を
大切そうに披露してくれました。

その中で、濡木痴夢男は麻縄をどのように柔らかくしていたかを
みんなに教えてくれました。
せんちゃんはいつも、新しい麻縄を両手の指で少しずつ手繰りながら、
丁寧に丁寧に揉んでいました。
だから、せんちゃんが座っていた場所には、
いつも縄の繊維ゴミが大量に落ちていたのです。
チクチクと衣類に刺さるそのゴミは、
せんちゃんが着ていた黒いスウェットの上下にびっしり着いて、
撮影後の緊美研事務所の洗濯機は、そのゴミですぐにいっぱいになりました。

でも、そうしてせんちゃんが手揉みした麻縄は、
余分な繊維が抜けた分、ふんわりと柔らかく、
軽やかに肌に吸い付きます。
どんなに厳しい縛りでも、せんちゃんの縄は何故か安らぐ。
写真集「BIND」のテキストで、
MERZBOWの秋田昌美さんはこう書いています。
「彼女たちは孤独だが、一瞬安らいでいるようにも見える。
不二秋夫が彼女たちに成り替わりたいという愛情があるからだ」と。
緊美研で撮影された写真を鑑賞するときには、
確かにそう感じることがあるかもしれません。

でもわたしは今日、ビデオの奈加さんの言葉を改めて聞いて、初めて思いました。
せんちゃんが手間暇かけて、縄を揉んで柔らかくしてくれたからなのではないかと。
だから、そのやさしさと愛情を感じて、
「彼女たちは安らぐ」のではないかと。
余分な繊維が抜けて、代わりに充分な空気を含んだ麻縄は、
ふんわりと柔らかく、きっとヒトアブラも吸収しやすいのでしょう。

あの、一本目の縄が背中に回された手首にかかった瞬間の、
切なくて懐かしくて、泣きたくなるような感じは、
きっとせんちゃんのやさしさと愛情があったからなのかな、と
今はもういない人に、訊いてみたいことがいっぱいで、
また今日も泣けてきそうです。

奈加さんが濡木痴夢男の話をするとき、
カメラを持っていても、わたしはせんちゃんの縄を手首に感じます。
やさしくて厳しいあの縄が、奈加さんの手の中で呼吸している。
女の肌に食い込み、厳しく責めてやろうと、その時を待っている。
技術や道具よりも、本当に大切なもの。
緊縛の「こころ」を受け継いでくれた奈加さんに、
ものすごく感謝しているのです。

奈加さんの手の中で揉まれていた縄を想いつつ、
明日は久しぶりにハンドミキサーを使わずに、ケーキを焼こうかな。

【追記にて、次回緊美研の詳細をお知らせしています】
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[ 2017/02/01 01:31 ] 緊縛美研究会 | TB(-) | CM(-)

嫌がらせを愉しむ人たち

昨日の記事 『緊美研で縄師をやりたいんですけど』 には、
たくさんの人からコメントやDMをいだきました。
みなさまにご心配をおかけいたしました。
奈加あきらさんをはじめ、ご不快な想いをされた方もいらっしゃると思いますが、
これからも、こういった問い合わせや嫌がらせは、
きっとなくならないと思います。

昨日の記事の「縄師志望の人」を、仮にAさんとします。
ブログにAさんのことを書いた後、Aさんとの会話を思い出してみました。

昔「濡木痴夢男の緊美研」をやってたでしょう?
今は「奈加あきらの緊美研」ですよね?


こういう、カチーンとくる無礼な言い方とか、その声の感じなど、
ああ、あの人は本当に縄師になりたいんじゃなく、
もしかしたら女性を縛ったことなんてないのかもしれない、
ただ、嫌がらせをしたいだけなんじゃないか。
そう思いました。
同じように失礼で気味の悪い電話は、
むしろ昔の緊美研時代の方がたくさんありました。

●せんちゃんをものすごく貶めるような手紙を何度も何度も送ってくる人。
●わたしのことを『秘書』と言い、緊美研の社長に命じられれば、
 誰とどんなプレイでもするんでしょ? と言う人。
●濡木痴夢男の縄は死んでいる、私の縄は生きているという人。
●切腹ビデオの特殊メイクは最低だ。自分をスタッフに加えろという人。
●真性M女を大勢手持ちにしている。いつでも貸し出してやるという人。

考えていたら、当時のイヤな思いが蘇ってきて吐き気を催してきたし、
いまここで過去の例を挙げても仕方ないので、もうやめますが、
とにかく、想像もしていないようなイヤなことを言う人は、
本当に多かったです。

でもね、それらの人たちは「そういうマニア」だったのかな、
とも思うのです。
他人にイヤな思いをさせることに快感を覚えるマニア。
他者に嫌がられることでしか、自己の存在を認識できない人たち。
だからそんな人たちにとっては、内容はどんなことでもいいのかもしれません。
目的はとにかく「人に嫌な思いをさせること」ですから、
相手が困って返事に詰まったり、イヤな思いをしているな、と
感じることが気持ちいいわけです。

受話器で繋がったそんな相手を想像してみます。
薄暗くて散らかった、汚くて臭くて惨めな部屋で、
電話の前にじっとうずくまり、自分しかいないのに息を殺して、
相手から発せられる
『もうなんなの、この人! 気持ち悪いし、酷いこと言うし、腹が立つ!』
というオーラを感じてほくそ笑んでいるのではないかと思うのです。
『もっと困れ、もっと嫌がれ、もっと怒れ』
と興奮して、弱く無抵抗な小動物をいたぶっているような気持ちになるのでしょうか。

本当に迷惑だし、気持ち悪いし、とってもイヤな人だけど、
こういった、屈折して自己否定感が強くて、しかも粘着質な人って、
ある意味緊美研の会員として相応しかったりするのです。
向いてる方向や、好きだと思うことが違うだけで、
何を美しいと思い、何を思って感じるか、泣きたくなるか、
そういうことが違うだけで、心の「質」みたいなものは、
その根っこの部分は、たぶん似たような形をしているのかもしれません。

ううーむ。
そう考えると、もう一度話してみたい気もするなぁ。
きっと、Aさんは、ツイッターやこのブログなどもチェックしていると思います。
そして、わたしだけではなく、何人もの人がAさんのことを話題にし、
怒っている人も少なからずいることに、
とっても喜びを感じているのではないかという気がするのです。

だから、そんな人などいなかった。
そんな電話などかかってこなかった、という風に、
無視されることが一番悔しいんだろうな、と思うので、
今回はとても楽しかったんじゃないかな。

そして、最初にイヤなヤツだった人が、
後に「役に立ちたい」と張り切っちゃう人に変貌することも、
わたしは過去の出来事から知ってはいます。

でも、そんなことに時間を使いたくはありません。
だからAさん、もうやめてね。
あなたの声は覚えたよ。

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[ 2016/11/23 07:06 ] 緊縛美研究会 | TB(-) | CM(-)

『緊美研で縄師をやりたいんですけど』

10月に開催した緊美研では、参加お申込みと同時にモデルの募集もしました。
予想より多くの応募があり、選考が大変だったことは以前にも書きましたが、
その時に、「縄師」の応募も2件ありました!
2件ともモデル応募フォームからの送信で、
「緊美研の縄師希望」とメッセージ欄に書かれ、
いままでに何人の女性を縛ったとか、
どこかの縄会で縄師をしているとか、
縛りに自信があるとか、
まあ色々なことが書かれていました。
緊美研の現在の縄師は奈加あきらさんなので、
当然「募集していません」とお断りの返信をしたわけです。
募集してもいないのに、二人からの応募があるなんて、
「縄師」という仕事(立場)は人気があるんだなぁ、と思ったのでした。

ところが、もっと強者がいたんです!
それは、先週のある日のこと。
緊美研に一本の電話が入りました。

男: もしもし、緊美研で縄師をやりたいんですけど
私: 縄師ですか? いえ、募集はしておりません。
男: 昔「濡木痴夢男の緊美研」をやってたでしょう?
   今は「奈加あきらの緊美研」ですよね?
   それを、「○○(その人の名前)の緊美研」として開催してもらえませんかね?
私: (意味がわかりません! なんなのこの人いきなり)
   はい、こちらでは奈加あきらさんに緊縛をお願いしているので、
   他の『縄師』はいりません。
男: 私はね……と、説明がはじまる
   これこれこういうところで何年前から女を縛っていて、
   ファンもたくさんいるし、客もたくさん入ると思いますよ。
   どんな女でも綺麗に縛ってあげますから。

私: …………。

こういう人は、せんちゃん(濡木痴夢男)と緊美研を開催していた頃から、
一年に一度くらいいました。
たいていは濡木痴夢男に怒鳴られたり罵倒されたりして諦めるのですが、
中にはストーカーのようにしつこくなる人もいて、
怖い思いをしたことも何度かありました。

こりゃ埒明かねえな、と思って、黙って電話を切ってしまおうかと思いましたが、
怖い人に変貌するタイプかもしれないので、辛抱強く説得することにしました。
いやぁ、でもね、最初から自分のことばかりで、相手の話も聞かないような人が、
説得に応じるわけはないんですよね。
ごねるごねる。しつこいしつこい。
せんちゃんだったら、こう言って撃退してたのに……

「あなたねえ、緊美研通信は読んだの? えっ? 読んでない?
緊美研ではね、最低それを三冊は熟読してる人じゃないと、
会員にもなれませんよ。
ああ、もう本屋にも置いてないでしょうね。
本気で『縛り係』をやりたいと思うなら、血眼になって探して御覧なさい。
それくらいの気持ちがなければ、到底緊美研でモデルを縛ることなんてできませんよ。
縛られる方だって、命懸けでやってるんだから。
はい、じゃあさよなら。きりますよ」

ガチャン!

「馬鹿なヤツめ!」と電話を置いたあと、
ああ、もう何の話してたのか忘れちゃったよ。
と笑ったと思います。
わたしがそんな風に対応できるとは思えませんが、
これからもこんな電話があったらイヤだなぁ。



濡木痴夢男が「縄師」希望者に言ったことは本当で、
緊美研が発行していた「緊美研通信」を読んでからでないと、
参加させてもらえない人もたくさんいました。
でも、当時の人たちはみんな、
本当に濡木痴夢男の縄を間近で見たいと思っていたので、
古本屋で探したりして手に入れた緊美研通信を、
隅から隅まで読んでくれました。

「本当のマニアじゃない変な人が紛れ込んでくると、
会員に迷惑がかかるし、真面目な人たちを傷つけることになる」
濡木痴夢男は、いつもそうしてまっすぐに緊縛マニアの心を見つめていました。

緊美研は、これからもずっと真面目に縄を求める人たちに寄り添っていきます。


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[ 2016/11/22 06:20 ] 緊縛美研究会 | TB(-) | CM(-)

奈加さんの緊美研を一ヵ月後に控えて思うこと

こんばんは。
春原悠理です。
IMG_2678.jpg
この写真は、2009年に開催した「最後の緊美研」の時のものです。
わたしが濡木痴夢男の縄を受けたのも、この日が最後でした。
ある会員のリクエストにより、肩と背中が大きく開いたボディタイツを着けていたので、
その上から私物のパーカーを羽織っているところです。
「おっ、その服いいじゃない。ちょっと悠理そのままおいで。そのまま縛ろう」
と楽しそうに言う先ちゃんに、「これは大事な服だから」と、断りました(笑)


その会員は、ボディタイツを着用した女性のお腹をぎゅう~っと絞るのが好きな人でした。
ウエストに食い込む一本の縄だけで吊られるのは、とても苦しくて辛いですが、
その人はそれが見たくて参加してくれるのですから、応えたいと思いました。
IMG_2743.jpg

IMG_2708.jpg

IMG_2744_20160724235248fe1.jpg

いよいよ「第一回・奈加あきらの緊縛美研究会」開催まで、
一ヶ月を切りました。
参加される方の中には、濡木痴夢男をご存じない方もいらっしゃるかもしれません。

奈加さんは、現在もっとも多忙を極める超人気の緊縛師です。
緊縛を始めたきっかけは、濡木痴夢男の縄と出会って衝撃を受けたからという奈加さん。
わたしはそんな奈加さんと緊美研を再開できることがとても嬉しく、
当日のことをあれこれ考えては、充実した時間を過ごしています。

全国各地でたくさんの緊縛やSM、フェチ等のイベントが開催されているいま、
緊美研はどうあるべきか。ということを考えるのが楽しいです。
そして、初めて参加されるみなさんにも「良い会だった」と満足してもらえるには
過去の緊美研のどんなところを活かし、どこを改善すればいいのか。

すべて、実際に始めてみないとわからないことなのかもしれません。
今から本当にドキドキしています。
みなさんも、楽しみにしていてくれるといいな、と思っています。

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[ 2016/09/25 00:05 ] 緊縛美研究会 | TB(-) | CM(-)

6年前の投稿を読んで。

下の文は、6年前の2010年にこのブログに書いたものです。
今日、古い記事を読み直したり削除したりと、少し整理していました。
ずっと同じようなことを思っているのに、何もできていません。
今年は何かやりたいな、と思っています。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*
緊美研が発足したころ、私はその存在を知りませんでした。
緊美研が活動を始めて数年経ってから、杉下なおみちゃんに誘われて
モデルとして参加させてもらったのがはじまりでした。

そして私は1989年にスタッフとなり、毎月の例会やビデオの撮影、
取引先への納品、モデル志望女性の面接、その他様々なことを経験して
今日までやってきました。

アルバイトの男の子を三人雇っていた時期もありました。
カメラマンのアシスタントとして、妻子持ちの男の子が
働いてくれていたこともありました。

昔の例会では、縛られたモデルの姿を見て、涙を流していた会員さんがたくさんいました。
会がはじまるときには、すすんで荷物の搬入やセッティングを手伝ってくれた方もいました。
みんな、ちゃんと心でつながってるという実感がありました。
目に見えなくても、確かにそこにある……と思えるものをたくさん感じてきました。

そして、緊美研の存在意義を自分なりに理解したとき、それは私にとって
とても大切な場所になりました。

はじめから関わっていたわけではないのに、
何も知らずに入ったところだったのに、

とうとう私が最後の一人になりました。

これから一人で、何をしていこうか。
緊縛が好きな方たちと一緒にどんなことができるのか。
メールや手紙で応援してくださった方に、どんなふうにお応えできるのか。
まだ何もわかりません。

でも、一人になって可能性は逆に広がったように思います。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*-* -*-*-*-*-*-*-*-*-*

来月になったら、ご報告できると思います。
ご期待ください!


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[ 2016/07/23 20:04 ] 緊縛美研究会 | TB(-) | CM(-)
プロフィール
春原 悠理 Youri Sunohara Facebook
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濡木痴夢男の緊縛美研究会の主宰です。
好きなもの:ねこ、チョコレート、雑多な読書、映画鑑賞

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