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写っていないものを映す

緊美研で、濡木痴夢男が女性を縛る姿をずっと撮ってきた。
わたしが撮る写真やビデオは、そのまま商品として編集されるものだったので、
個人的な好みよりも、「緊美研らしい映像」か、「観る人に伝わるか」等を意識する必要があった。
時々、好みのモデルが登場すると、およそDVDのジャケットには使えないような、
主観的でマニアックなカットにフィルムを大量に費やした。
それらはわたしの秘蔵コレクションとして、今も大切に保管してある。

わたしがモデルとして初めて参加したその数ヵ月後、
小さなカメラを持参してきた、初参加の佐藤まゆみちゃんに写真を撮られ、
翌月の例会時には出来上がったプリントをもらった。
年齢的には大人だったけれど、まゆみちゃんはお下げ髪のよく似合う少女だった。
その少女のようなまゆみちゃんが撮影した写真は、
他の会員たちのどんな写真とも似ていなかった。

まゆみちゃんの目には、わたしはこんな風に映っているのか……

と不思議になるような写真だった。
直立したまま縛られたわたしの、ポアントで立った足だけ。
縄を解かれたあと、放心しながら床に横たわるわたしの、縮めた四肢。
首と、そこに墨で描かれた太い線のように走る髪の束。
どれも、わたしの一部なのだ。
縛られた状態での全身の写真は、他の機会でもほとんどなかった。
 (まゆみちゃんのお連れ合いは、わたしの背骨を好んで撮っていた)
でも、たとえそこに縄が写っていなくても、
まゆみちゃんの作品からは「縄の気配」が常に感じられた。
目には見えなくても、まゆみちゃんの写真を手に取ると、
そこには確かに縄が存在したのだ。
サービス判の小さな紙の中に、真っ白く浮き上がったわたしの肩口が見える。
その部分には縄の痕さえついていないが、すぐ下の二の腕に、
ぎっちりと食い込んでいるだろう麻縄が、息を殺しながら迫ってくるのだ。
モノクロのプリントを見つめ、わたしは胸が苦しくなるのを感じる。
すぐ隣で小動物のように愛らしく微笑むまゆみちゃんは、
実は嗜虐的な冷たい目で、わたしの反応を愉しんでいる。

そのあと、セーラー服にブルマ姿で縛られたまゆみちゃんを、
わたしは厳しく責めた。
わたしたちは二人とも、かなり厳しい縛りに耐えられるモデルとして重宝がられていたが、
それでも常に、相手を苛めること、責めることを想像していたのかもしれない。

そこに写ってはいないのに、モデルの感情や表情が、見る者の眼裏に鮮烈に映ってしまう。
まゆみちゃんにはもっとたくさんの写真を撮って欲しかった。
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[ 2017/10/21 14:57 ] 緊縛写真 | TB(-) | CM(-)

毛はある方がいい

黒く柔らかい毛の奥から、まるで棺から起き上がる死人のように麻縄が現れた。
どれほどきつく食い込んでいたのだろう。
今までまったく見えていなかったそれは、汗と体液でぬらぬらと光りながら湯気を立てている。
するり、あるいはずるっと、女の耳に微かな音が届き、
柔らかい肉の間に埋まっていた亜麻色の縄は、完全に体から離れた。
ほうっと息をつき、思わず太腿を閉じてこすりあわせる。
男はその白い肉に手のひらを載せると、
そのまま上へと滑らせた。
二本の麻縄が埋没していたそこは、他の肌表面よりも熱く湿り、
さっきまでさわさわと揺れていた陰毛は、
皮膚と粘膜の中間のようなその部分に、汗でべっとりと張り付いている。
男はそれを指先で梳くように撫で、
その柔らかい質感を存分に味わった。


昔から、時々股間の毛を全部除去しているモデルはいた。
わたしも何度か剃毛したことはある。
真夏に毛をなくし、ノーパンでスカートをはいた時の爽快さは忘れられない。
でも、ヌード、特に緊縛モデルをする時は、陰毛をはやしておく方がいい。
それはもう絶対に、その方が色っぽい。
陰毛の生え方にも個性があるし、毛と肌の色の対比を目で楽しんだり、
手触りを想像したりできる。
幼女のような無毛の恥丘が現れると、
なんだか途端にやる気を削がれてしまう。
だって、毛があった方が女性は恥ずかしいでしょ。
見られたくないものは、多ければ多いほど恥ずかしいし、
恥ずかしいと、それなりにポーズも良くなる。

緊美研のモデルには、ぜひ、陰毛を隠そうとして
太腿をもじもじ擦り合わせて、
腰をくねくね動かして、耳まで真っ赤に染めたところを見せて欲しい。

汗で首筋に張り付いた髪といっしょ。
恥丘や腿の付け根に張り付いた陰毛は、いやらしくて色っぽい。

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[ 2017/05/08 04:18 ] 緊縛写真 | TB(-) | CM(-)

【縛りはアートか?】 3  緊美研に限っていえば・・・

「縛りはアートだと思う?」
優しげに微笑みながら、彼女の恋人はわたしに訊ねました。

わたしがこのブログで語ることのできる「縛り」とは、
「緊美研」(緊縛美研究会)での縛りに限られますが、
「緊美研」は縛りをアートとして行ってはいませんでした。
せんちゃん(濡木痴夢男)が縛り上げたモデルを見て
「綺麗ですね。もはや芸術です」
という人はたくさんいたし、
カメラマンや会員が撮影した写真を手にとって
「芸術作品ですね」
と溜め息まじりに感想を述べる人も大勢いました。
でも、やっぱり緊美研は「緊縛マニア」の集まりです。
目的は「芸術」を作ったり鑑賞したりすることではなく、
ひとりひとりみんな違う、縄と縛りに対するこだわりを
せんちゃんと話しながら、
せんちゃんの縄を「もっと手首を高く縛ってほしい」「ここにかけてほしい」
と注文を出して、
それぞれがずっと夢で描いてきた理想の緊縛シーンを、
具現化するところでした。
だから「縛りがアート」なのではなく、
縛りを追及していたら「結果としてアートと呼べるものができる」
という言い方が、一番近いのではないかと思います。

「芸術・アート」をいくら言葉で定義づけても、
それは「感じる」ものだから、絶対はないと思うのです。
たとえば、幼児の落書きだって、「これは芸術だ!」と言い張れば
そうなるわけだし、たくさんの人が芸術だと思う作品でも、
制作者がそう言われたくないと思えば、違うのです。
だからルーベンスの絵画の前で、あるいは何かの写真の前で
呆然と立ち尽くして眺めてしまう。
射抜かれたようにその場から動けず、
ただただ見つめて、息苦しくなるほど心が震える。
涙がこぼれて仕方がないのに、
それがどうしてなのかもわからない
そんな時も、
だれかと一緒に見ていたとして、
わたしはそんな風に感動して、もう泣くことしかできないのに、
その誰かは「ふむふむ、ここはこう塗ってるのか」なんて
極めて冷静に鑑賞しているとします。
誰もが「芸術」だと信じて疑わない絵画を前にしても、
同じように「素晴らしい芸術だ」、と言葉に出したとしても、
わたしとその誰かの目に映ったルーベンスは、
きっと同じではないのです。
「なにを見ているか」ではなくて
「と゜う見えているか」だから、
それは見る人・感じる人の勝手でいいと、わたしは思います。

なんだか「縛りはアートか」からは、
随分と話が逸れてしまったようです。
緊美研の写真は、美しさだけを追究しているわけでも、
縛りの厳しさ、凄惨さ、むごたらしさだけを表したいのでもありません。
そこに息づく女性たちは、縛られ、吊られ、責められることによって
命と魂と心と身体、自分のあらゆるものを解放し、
美しく輝きます。
緊美研の縛りは、女性たちの姿かたちよりも、
心のありようを大切にしていました。
それが濡木痴夢男の縛りでした。
585.jpg



これは、わたしが大好きな漫画家によるものです。
わたしは、彼のこういう絵を見ると、胸が苦しくなり、
涙がでて仕方ありません。
展示会に出かけ、大きいサイズで壁にかかっていたら、
もうその場で崩れ落ちてしまうほどです。
わたしにとって、魂を震わせる紛れもない芸術です。
でも、だから余計に「芸術」という言葉で表したくはありません。
1462278929178.jpg
あまりにも長い記事は、読んでもらえないといけなので、
いったんこのエントリーは終わりにします。
「縛りはアートか」
まだ続くかもしれません。



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[ 2016/05/03 22:15 ] 緊縛写真 | TB(-) | CM(-)

【縛りはアートか?】のつづき

低い丸テーブルを囲み、新宿の街を見渡せる最上階の窓際で
わたしたち4人は笑顔を交わし、話し始めました。
彼女がわたしに訊きたかったのは、
●緊縛モデルになったきっかけ
●縛られているときにどう感じているか
●緊美研とそれ以外の催しに違いはあるか
などなど、いくつもあったのですが、
なんだか緊張し過ぎて、あるいは舞い上がりすぎたのか
あまり憶えていないのです。
事前に彼女は「インタビューを録音しても良いか」と訊ねてくれました。
わたしは、話したことをどこかに書くなら録音するのは当然だと思っていたので、
もちろんOKしましたが、わざわざ確認してくれた彼女の誠実さに感激していました。
でも当日は、録音機材は持ち込んでいなかったと思います。
彼女自身も、緊縛モデルとして緊縛師として、世界中で活躍している人です。
彼女がモデルをしている写真は、ポーズや縛りももちろんですが、
彼女という生命体が発するすべてのエネルギーが、
硬質に美しく膨張し爆発し、収縮しては静寂の中を漂い、あらゆるところに満ちてゆくような、
こんな抽象的な言葉でしか表せないのがもどかしいのですが、
自分の目に見えているものは、本当に存在しているのかと不安になるような、
わたしにとっては胸が苦しくなるような美しさです。
そんな彼女からの質問が、具体的にどんな言葉で発せられたか、
それに対し、わたしはどんな言葉を使って答え、
通訳の人は英語にもフランス語にもない日本語を何と訳してくれたのか。
陽射しがたっぷりと降り注ぐラウンジの窓際は、
暖かくて眩しくて、わたしを囲んでいる3人の人たちがみんな優しくて、
現実ではないような時間を過ごしました。

翻訳するのが難しい会話は、スムースには進みません。
わたしが緊美研でずっと感じていた、モデルたちへの想いも、
濡木痴夢男への想いも、
「マニア」と呼ばれる参加者たちへの想いも、
わたしが考えているそのままが、彼女に伝わったのかどうかはわかません。
でも、最近話す機会があった何人かの「縄好き」を称する男性たちよりも、
ずっとずっと緊美研の考え方に近く、縛る・縛られるという魂の交歓といえる行為を
わたしが理想とする形で理解している人だと思いました。
上記の「縄好き男性」たち日本人よりも、
ずっと「日本のこころ」を理解し、それに寄り添ってくれていました。
「こころ」という言葉をわたしが使うと、
「こころ……」と反芻するように呟き、ほぅっと溜め息をつく。
日本語の「こころ」は、彼女にとって特別な意味合いを持つ言葉なのかもしれません。

ゆっくりゆったりと時間が進む中、時折り会話に参加していた彼女の恋人が、
やさしい微笑とともにわたしに訊ねました。
「縛りはアートだと思う?」
彼女にプレゼントした、わたしの緊縛写真を収めた小さなアルバムを見て、
彼は言いました。
「アート……。アートかぁ」
通訳の人がにこにこしながらわたしの言葉を待っています。
彼は、きっと縛りをアートと捉え、緊縛写真もそういう目で鑑賞してきたのだと思います。
でも、この場での会話を聞いていて、そうではないアプローチもあるのかと、
疑問を感じたのかもしれません。

日本語で話し、日本語で考える日本人のわたしは、
「アート」と、日本語の「芸術」が同義であるということに少し違和感をおぼえます。
これは、まったくわたしの主観によるもので、超個人的な見解ですが、
「アート」のほうが芸術よりも親しみやすいもの。と思うのです。
『参加型アートイベント』とか『みんなで作るアート』とか、
地域の催しや中学の文化祭でもそんな看板を見かけるくらいですから、
誰でも気軽に鑑賞したり制作したりできるもの・・・
という印象を持っています。

わたしは、緊縛写真は親しみやすくなどないと思うのです。
「触れるもの全てを傷つける、ナイフのようなカミソリのような」
そんな写真であるべきだと思っています。

まだ続きます・・・!

586.jpg
緊美研例会で   
厳しすぎる吊りから、ようやく解放されたところです



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[ 2016/04/08 02:57 ] 緊縛写真 | TB(-) | CM(-)

縛りはアートか? 

2月の中旬、バレンタインデーの翌々日のこと。
フランスから来たステキなアーティストさんからインタビューを受ける機会があり、
彼女たちの宿泊先である新宿のホテルまで出かけてきました。
通訳をしてくれた人と新宿ピカデリーで待ち合わせをし、
ミスタードーナツの脇の「四季の道」を通り抜けて
(ここは夏になると、周辺の飲食店から出る油煙や生ゴミでものすごく臭くなるので、
せんちゃんは「臭気の道」と呼んでいた)。
ラブホテルが立ち並ぶ辺りを歩き、突き当たりに見えてきたオシャレなシティホテルへ。
平日のお昼過ぎだったのに、けっこういましたね。
ラブホテルに入っていくカップル。出てくるカップル。
いやぁ、すごく久しぶりにそういう人たちを観察して、楽しかったです。
で、そのオシャレなシティホテル。
フロントで出迎えてくれた彼女は、一昨年会った時よりも大人っぼくなり、
とても美しく輝いて見えました。
通訳の人はアメリカ人なので、彼女とその場でハグ!
わたしも様々な機会で、女の子たちとハグしてきましたが、
彼女はわたしが日本人だからか、遠慮して握手を求めてきました。
彼女の腕は、わたしをハグしたくてウズウズしている感じが見ていてわかったし、
わたしもこの日を楽しみにしていたので、ぎゅう~っと抱っこしたかったのです。
でも、やっぱり照れちゃうかな。泣いちゃうかも……などと思いつつエレベーターへ。
最上階のラウンジで、彼女の恋人と通訳の人とわたし。
4人で窓際のテーブルを囲んでのインタビューが始まりました。

もう一年以上前からずっと、わたしと話したいと言ってくれていた彼女。
可愛くすてきな彼女の隣に座り、ドキドキでした。
ふっと視線に気づいてそちらを見ると、
彼女がその綺麗な瞳で、わたしをじっと見つめているのです。
なんども何度も。
そのたびに恥ずかしいような申し訳ないような、
消えてしまいたい気持ちになりました。
(ああ、どうしてこんな地味な服を着てきちゃったのかな)と、
後悔していました。
わたしに訊きたいことってなんだろう?
ずっと不思議に思っていました。
だってわたしは、現在モデルをしているわけではないし、
過去にモデルだった頃も、緊美研以外で関わった作品などは
本当に少ないのです。
よく「真性M女」なんて言われていたようですが、
以前にも書いたように、プライベートで縛られたことなどないに等しいのです。
人気があったわけでもないし、ほぼ無名のオワコンです。
それなのになぜ?……と思いながらの席でした。

はっ!
なんだか長くなりそうです。
今日はこれから、明日掲載開始の
「杉浦則夫緊縛桟敷」の原稿に取り掛かるのです。
続きはまた、近日中に書きます。
「縛りはアートか?」
もうずっと前から、ときどき考えていたことでした。


別冊通信10
【別冊緊美研通信】より。まだ髪が長かった頃です。



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[ 2016/04/07 01:56 ] 緊縛写真 | TB(-) | CM(-)
プロフィール
春原 悠理 Youri Sunohara Facebook
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濡木痴夢男の緊縛美研究会の主宰です。
好きなもの:ねこ、チョコレート、雑多な読書、映画鑑賞

便利なものは苦手です。
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