切腹ビデオを作ろう

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TVアニメ「ジョーカー・ゲーム」より



先日、ある人が切腹作品の制作を考えているということで、
撮影現場の話などでとても盛り上がった。


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服の釦をはずし、勢よく前を開いたときの背中の様子
秋田正美さんが監督をした「失楽園」で望月麻子とわたしが着ていたのは、米陸軍の制服だった



「悠理ちゃんは、まだ切腹ものを作りたいと思ってるの?」
と訊かれたので
はい! とっても作りたいです。
と答えたところ、
その人が考えている日程やスタジオ、制作費など
かなり具体的な話を聞かせていただいた。


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自刃の前に目を閉じ、心を整える

でもね、なかなか出来る女の子がいないんですよねぇ……
わたしが言うと、
「えっ、悠理ちゃんはやらないの?」
・・・・・・・。

いや……、やりたいのはやまやまですが、もうさすがにお腹は出せませんよ。
以前制作していた「女腹切りシリーズ」でも、
脚本はできていたのにやり残したものがいくつもある。
それを、いつか作れたらいいな、とはずっと思っている。
当時はまだ、「切腹マニア」を意識した作り方のものがほとんどだったけれど、
今は色々な設定や場所、衣装など試してみたい気持ちがある。

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白刃の煌めき。吸い込まれてしまいそう

あのころ表現できなかったこと。
腹を斬る女性が、その時に目に映すもの。
夫や恋人、婚約者への贖罪ではなく、
凌辱された我が身を浄化したいからでもない。
誰かのためではなく、誰かの気配のないもの。
ふかーく静かに、果てしない自己の意識に沈んでゆくようなもの。
文字にすると、想っていることを全く表せていないと感じる。
でも、いつか映像化したいと、ずっと思っている。

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見せるのは、「意地」ではないんだけどなぁ……

実現したいと、「思っている」だけじゃなく、
ぜったいやろう。
幻想を目の前に広げよう。




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[ 2016/05/23 22:43 ] 切腹 | TB(-) | CM(-)

切腹を演じること・・・想いはどこに

先月発売した「濡木痴夢男の緊美研ビデオ・最後の緊縛美研究会」には、
沢戸冬木さんの切腹シーンが収録されています。
牢屋のセットの前で縛られ、辱めを受けた冬木さんに、

「こんな姿を大勢の人に見られてしまって、もう生きてはいられない」

という気持ちで切腹しなさい、と濡木痴夢男は命じました。

それまでに、女腹切シリーズの撮影で何度も使った短刀を冬木さんに押し付け、
「さあ、もう死ぬしかないんだよ」
と何度も何度も冬木さんをことばで責めました。

いまから二十年以上前、初めて緊縛美研究会の中で撮影した
「緊縛・女腹切り」。
出演は早乙女宏美ちゃんです。
この作品も、侵入してきた暴漢によって縛られ、凌辱された若妻が、
夫への侘びとして切腹するという設定でした。
以前の記事にも書きましたが、濡木先生の「女腹切」は
常に「詰め腹」です。
その女性にとっての「究極的ナルシズム」、あるいは「悲壮美」「甘美」などと
表現されるような性質のものではなく、
主となるのは、常に相対する位置にいる男性です。
「切れ」と命じる男性の視点なのです。

だから、この時の冬木さんの気持ちを想うと、
今でもいたたまれなくなれます。
そうじゃないよ、先生。
男は、関係ないんだよ。
ビデオカメラを回しながら、わたしはなんとか冬木さんの心を写したいと思いました。
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緊縛美研究会は、その名の通り緊縛された女性の美しさを
会員それぞれが思い思いの方法で愉しむ会です。
その中で、戒めを解かれて余韻に浸っていた冬木さんに
いきなり模造刀を押し付けて「切腹しなさい」と言う先生。

いや・・・先ちゃん、それはちょっと・・・
と思いました。
でも、冬木さんは綺麗な腕をすぅっと伸ばし、
先生から短刀を受け取ると、それを下腹に押し当てます。

左手で柄を握り、右わき腹に当てると、力をこめて左に引いていきます。
宏美ちゃんとも、わたしとも違う、冬木さんの切り方でした。
本当は、もっと下に当てたほうが本物らしいとか、
もっと押し込むようにした方がいいとか、
撮りながら思っていましたが、これは冬木さんの切腹です。
冬木さんの思うとおりにした方が、きっといい画が撮れるのです。
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呻きながら何度も短刀をお腹に押し付け、
切れないことに苛立つように、股縄を自ら解き、
横一文字に引いたあとは、さらに十文字に切るように
鳩尾から下へと短刀を下ろしていきます。

何を想っているのだろう。
冬木さんの頭の中では、どんな光景が広がっているのだろう。
カメラを通してじっと見つめ、わたしも汗ばむほどのハイテンションでした。
ドキドキ、ジリジリ・・・
静かに時間が流れます。
その間も、濡木痴夢男は後ろで無駄な話をし、
まるで冬木さんの集中力をジャマしているようでした。
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カメラを持つわたしの背中に、会場の雰囲気が痛いくらいに刺さってきます。
誰も、こんな冬木さんを見たいとは思っていなかったのかもしれません。
緊縛された姿がとびきり綺麗な、美しい冬木さんです。
会員たちはみな、切腹ではなく、時間いっぱいまで縛られた冬木さんを
見たかったのだと思います。
言い出した濡木痴夢男も、会員たちの受けが悪かったので、
すでに飽きているようでした。
だから、ああいう終わり方をしたのですが、
この切腹シーンは、一生懸命演じてくれた冬木さんには、
とても申し訳なかったと、今でも思います。


以下は、後日濡木痴夢男に宛てて冬木さんが書いてくれた、
その時の想いです。

……あのとき、会員の方々を意識するだけの余裕は、
私には全くありませんでした。
子宮めがけて短刀を突き立てた瞬間、
現実の我が子達を冒涜してしまったかのような、
無情な自身の残虐性にすさまじい嫌悪を感じ、
それらの様々な感情をおのれの中で到底処理などできず、
号泣してしまいました。



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※切腹シーン収録の「最後の緊縛美研究会」DVD

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[ 2014/01/04 23:09 ] 切腹 | TB(-) | CM(-)

わたしもリアルは反対です

風邪引きロボさんへのレスにかえて

前回の記事にコメントをくださった風邪引きロボさん、いつもありがとうございます。
なんだか、わたしの書き方が軽率だったのか、ご心配をかけ、また、ご不快な思いを
されたのかもしれません。申し訳ありませんでした。

わたしも、リアルは絶対反対です。
そんなものを商品化するつもりなどまったくありません。

わたし自身、切腹ビデオの中で表現したいのは身体的な痛みなどでは
ありませんし、傷口を見せびらかしたり、本物の血をさらすことでも
ありません。

ずっと以前、切腹愛好家の方が、不二企画の切腹ビデオを作っている人と
話をしたいと、事務所においでになりました。
その時に伺ったお話なのですが、
その方が、どうしても一度本当に切っているところを見たいと思われ、
パートナーの女性も、一度本当に切ってみたいと切望されたので、
そのご趣味に理解のある知人のお医者様と看護婦さんに同席してもらい、
ホテルの部屋で「本当に切る」機会を設けたのだそうです。
舞台を整え、衣装をととのえ、正座した女性の前には本身の短刀が
置かれています。
極限の緊張状態におかれた女性の頬は紅潮し、「この世のものとは思えない」
妖しい美しさだったのだそうです。
見ていたその方の緊張・興奮も相当なもので、
「やはりいつもの真似事より、本物は凄い!」
と思われたそうです。
でも、その数分後、左脇腹に短刀を刺したその直後、女性は
「痛い、痛い」
と泣き叫び、美しさも悲しさも吹き飛んでしまったのだそうです。
ほんの数ミリ、切っ先が刺さった程度の傷で、出血もほとんどなく、
まして横に引くことなど到底ムリだったと。
すぐにお医者様が手当てをされ、大事には至らなかったそうです。
(もちろん、縫うほどのことはありません。消毒と絆創膏で充分だったと)
そして、しみじみと思ったそうです。

ああ、やはり本当に切ってはいけないのだ、と。

その後、切腹に対しての想いが少し変わったそうです。
それまでは、マニアの会に積極的に参加し、ライブを観るのが
楽しみだったそうですが、家で一人静かに不二企画のビデオを
鑑賞することが何よりになったそうです。

「本当にお腹を切る」など、切腹ビデオを制作する上で考えたことも
なかったわたしたちには、衝撃的なお話でした。


今後も、「リアル」を撮るつもりはありません。

記事を掲載後、すぐに真面目な厳しいコメントをいただけて、
とても感謝しています。
いつかまた、切腹ビデオを作る機会があれば、今までのものよりも
さらに「よい作品」を創りたいです。

[タグ未指定]
[ 2011/03/04 16:48 ] 切腹 | TB(-) | CM(-)

切るなら腹を切ってくれ

学生時代からの友人で、過去に自殺未遂を繰り返している子がいます。
「自殺未遂」というのは適当ではありません。
彼女は、「死に至るかもしれない行為」を楽しんでいるからです。
ODをしたときも、腕や脚をめちゃくちゃに切りつけたときも、
結局はいつも自分で救急車を呼んでいます。
ある意味、というか、もう完全なマスターベーションです。

今日、一年ぶりくらいに電話がかかってきました。
いつもの明るく可愛らしい声で、
「ユーリちゃーん」と。
わたしは、じつはそんな彼女が嫌いではないのです。
「どうしてるかな」と
よく気になりますし、「会いたい」と言われれば出かけてゆくし、
ケーキを作って送ってあげたりもしています。

でも、今日のその電話の内容には、少し憤りました。
「またやっちゃったんだー」
『自傷他害の恐れあり』ということで、精神病院に措置入院
したそうです。
「目が覚めたら全身拘束でオムツされててさあー」
と、さも自分は何もしていないのに、とでも言いたそうな口ぶりでした。
錯乱してキッチンで包丁を振り回し、(現在同棲中)いつものように
自分の身体に切りつけたのだそうです。

彼女が「自殺未遂ごっこ」のときに使用するのは、いつもカッターナイフです。
ところがその時は包丁だったため、力加減を誤ったのでしょうね。
出血が多くて恐ろしくなり、彼に救急車を呼べ!と怒鳴りつけたのだそうです。

傷はけっこう深く、縫うほどだったそうなのですが、
それがなんと全身の合計で六十針!
多すぎだろ、と思いましたが、とりあえず死ななくてよかったと。

こんど縫うほどの傷を作るときは、連絡してね。
それでお腹を切ってみてよ。
ぜひ写真を撮らせてもらいたいから♪

心配させられて悔しかったので、こう言ってあげました。
でも彼女の方が上手でした。

「いいよ~^^、でもユーリちゃんの家だと汚れちゃうからさ、
どうせならスタジオでやろうよ」

どうなんでしょ。。。
切腹がお好きなみなさま、悲愴美などとは無縁のマスターペション切腹でも、
女性がお腹を(本当に)切るなら、ご覧になりたいですか……?

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[ 2011/03/03 23:50 ] 切腹 | TB(-) | CM(-)

遺書を朗読する

わたしたちが作った切腹ビデオのうち、いくつかにはお腹を切る女性の気持ちを記した
遺書のようなもの、あるいはその女性のすぐ近くで見守っていた誰かの語りという形で、
ナレーションが入っているものがあります。

いちばん初めは、『愛子・桜散る』という作品の中で、わたしが朗読を担当しました。
その文章は、当時切腹ビデオの撮影を手伝ってくれていた、切腹マニアのSさんという方が
書いてくださったものです。

愛子役の女優は、プロフィールの写真では腰近くまでのロングヘアだったのに、
撮影当日、待ち合わせ場所で会うとベリィショートに!
しかもサイパンから帰ってきたばかりということでかなり日焼けしており、
さらに最悪なことには、ニプレス(乳首が透けないために貼るシール)を使用していたため、
日焼けした乳房の中心の乳輪の周囲五ミリくらいから白いのです。
うう~ん……。
スタジオに着き、衣装の相談などをするはずが、スタッフ全員で頭を抱えてしまいました。
そこでSさんが、「遺書」の一部を、急遽書き直してくれたのです。

『父に断髪を命じられ、外へでることも叶わぬ姿に……』

と。
いや、髪形はそれでもいいが、乳首は? 乳首はどう言い訳すればいいの?
結局、あまり襦袢の前をはだけないような姿勢で行う……ということでなんとかなったのです。

『夢魔の誘惑』というビデオでは、神田つばきさんが遺書の朗読をしてくれました。
これは、カメラマンの不二さんが書いたものですが、出演してくれた女優さんは、
やはり朗読が苦手だったので、後日神田さんにお願いしたのでした。

『佐保子の夏~愛の骸~』という作品では、撮影当日に、出演の高見沢瞳ちゃんにわたしが
書いた遺書を朗読してもらい、編集のときに映像に被せたのですが、
瞳ちゃんの声が、どうも映像に合わないのです。
なんというか、明るい、現代女性的な声で、悲哀や憂いといったものを
表現しづらい声でした。
また、正直に言って、朗読に向いていない。
心が伝わってこないのです。佐保子が切腹に至るまでの気持ちの動きなど、現場で丁寧に
説明してみましたが、まったく理解出来ない様子でした。
第二次大戦中、婚約者の男性は志願して戦地に行ってしまいました。
そして、結納を交わした佐保子は一人じっと彼の帰りを待っています。
ですが、戦地から負傷して帰還した伯父から辱めを受け、婚約者の幻を追いながら
自害します。
頑張ってきつい体勢などにも耐えてくれた彼女でしたが、作品としてしっくりきませんでした。


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アイロンかけをする佐保子


そこで、初版はそのまま瞳ちゃんのナレーションを使用しましたが、つぎのプレスからは
べつの人に吹き込んでもらった『遺書の朗読』を使いました。
これは、当時二十一歳だった切腹愛好家の女の子が読んでくれたものです。
感情を込め、佐保子の心情を想像し、ときに笑顔で、ときに涙声で読まれた「遺書」は、
とても素晴らしいものになりました。

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白装束に着替え、切腹直前の佐保子

こうして完成した『佐保子の夏』は、古道具収集家の方が私物を持ち込んでくださり、
昭和初期の頃のアイロンや、小さな家具などを配して撮影されたので、他の切腹シリーズ
よりも説得力のある画を作ることができました。

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『佐保子の夏』DVDジャケット  上段は、早乙女宏美ちゃんの『冷たい夜』

そして、DVDにはなっていないのですが、『乃璃子さまの肖像画』という作品があります。
これも、わたしが書いたものを、「主人公・乃璃子を慕う少女」という立場の女の子が
ナレーションしています。
緊美研ビデオにも何本か出演している、菅 紅緒(野崎 紅緒)ちゃんです。
彼女は乃璃子が事切れたあと、その身体に近寄っていき、そっと抱きしめ、後を追うような
仕草をします。
この時の紅緒ちゃんの演技は、とても可愛らしくて切ない悲しみに溢れています。

そして、わたしの最後の切腹ビデオ『珠姫草紙』ですが、これにも、ちょっとナレーションを
いれたかったな、と最近思っています。
ビデオの中だけでは説明し切れなかったわたしの想いがたくさんあったので、DVD版には
それを写真と共にプリントした説明書? のようなものを同封したのですが、
ダウンロードではそれがありません。少し残念です。

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[ 2011/02/06 23:23 ] 切腹 | TB(-) | CM(-)
プロフィール
春原 悠理 Youri Sunohara Facebook
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濡木痴夢男の緊縛美研究会の主宰です。
好きなもの:ねこ、チョコレート、雑多な読書、映画鑑賞

便利なものは苦手です。
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